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丸の内の街路樹。東京駅から徒歩1 分。都会のオアシス。


テラス席とか開放感があって気持ちが良さそう。

土日は朝から少し遠出して東京の中心、丸の内まで行って朝ご飯、昼ご飯を食べて喫茶店をはしごしたりしている。



ラグビーのワールドカップフランス大会が開催されていることもあり、ラグビーにまつわるオブジェとか展示品が、通りのそこかしこにあって面白い。

写真は、ラグビー日本代表選手三人の手形つきブロンズラグビーボール。

(右から姫野選手、松島選手、稲垣選手)


国立会館の跡地
国立会館の跡地

かつて国立会館という長屋があった。写真はその跡地の写真で、場所は国立市谷保

長屋は谷保天神の梅園の裏側に建っていて鰻の寝床のように細長く十世帯位の住人が暮らしていた。 僕は美学生一年生の春に、この長屋のひと部屋を借りて住み始めた。入居するにはこの長屋の住人のコネがないと入れない仕組みで、絵の予備校の助手だったK先輩の紹介でこの長屋に入居することができた。十二畳と三畳の台所の間取りで家賃は1万8千円。風呂なし六畳の家賃相場が三万円の時代だから格安であった。

部屋の壁は漆喰で、住人が好きに塗り替えて構わなかった。僕は壁全面をコバルトブルーやサーモンピンクやグリーンに塗り替えて楽しんだ。


学生卒業後の十年もこの長屋に住み続け、三十五歳で新宿に引越してから三年近くは、アトリエとして借りた。画学生や彫刻家の卵、音楽家が住み付いたこの長屋は僕にとってモンマルトルの洗濯船であり青春時代そのものだった。

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